結論:少資金で始めるなら断然FXが有利なようです
個人投資といえば、よく比較に出てくるのが株式とFXではないでしょうか?
いろいろと比較してみることで違いが分かってくるかと思います。
株式市場と為替市場の市場規模の比較。
日本の市場だけで比較すると証券取引市場:外国為替市場=1:12.6
ほどの比率になっているようです。
世界の市場で比較すると証券取引市場:外国為替市場=1:25.3
ほどの比率になるようで外国為替市場が大きな市場であることが分かります。
私は株式は専門ではないため詳しくはわかりませんが、株式が約定(売買が成立すること)しないという話はよく聞きます。
これは市場規模も影響しているのかもしれません。FXで約定しないことはほとんどありません。(急激な値動きが発生しての約定スベリや約定拒否はたまにあります。)
さらに株式市場には、ストップ高・ストップ安があり、ストップ高やストップ安の出た銘柄は売買自体終了するようです。
つまり、買いたいときに買え、売りたいとき売れるFXのほうが有利なようです。
株式市場と為替市場の取引時間の比較。
株式市場は日本株の場合、平日朝9時~11時30分、12時30分~15時30分が取引時間となっています。ネット注文を使うと営業時間外も注文は出来るようですが取引自体は終わってますので今日の相場の動きを見て予測で明日の朝一の注文を出すイメージでしょうか?
外国為替市場は世界中のどこかの市場は開いてる状況ですから24時間値動きを見ながら注文することはできます。(土日は相場に入れませんし、各FX会社のメンテナンス時間も相場には入れません。)
取引時間もFXのほうが有利なようです。
株式市場と為替市場の銘柄数と通貨ペア数の比較
東京証券取引所の一部市場(いわゆるよく聞く東証一部)に上場している企業は2000社を越えたそうです。
二部や新興市場合わせると何社あるのかわからないレベル。この中から投資する企業を探し出さないといけません。気の遠くなる話です。とても自力では無理なので誰かの情報頼みになってしまうのではないでしょうか?
片や、外国為替市場の通貨ペアは提供するFX会社にもよりますが20ペア程度。実際見るのは多くてもメジャー通貨4種類くらいかと思います。これでも多すぎるくらいです。
選ぶ労力もFXのほうが楽で良さそうです。
株式市場と為替市場の投資資金の比較。
投資に回す資金は多ければ多いほど投資が安定するのは株式もFXも同じです。なので最低レベルの運用ができる金額で比較します。
仮に10万円余剰資金があるとして、そのお金を投資に回したいと考えてるとします。
株式の場合、10万円で単元株が買える銘柄はかなり限られてくると思います。買える株も1株とかミニ株なら何株が買えるかも・・・そんな感じでしょうかね。とてもポートフォリオ運用(リスク分散した投資運用のこと)なんて出来ません。
FXの場合、規模を小さくして小さく運用することが株式よりやりやすいです。(規模を小さくしているので利益も小さくなってます。)当然、ポートフォリオ運用も可能になります。
身の丈に合った投資はFXのほうができそうです。
株式市場と為替市場のレバレッジと毎日のコストの比較。
通常、現物取引である株式は今の株価の価格を支払って株を買い、持ってる株を売る流れとなります。つまり、レバレッジ1倍で買いでしか相場に入れないのですが、信用口座を作ることでレバレッジ3倍ほど、買いでも売りでも市場に入ることが出来るようになるようです。(信用口座を作るには口座に30万円以上必要だそうです)
ところがこの信用口座で取引すると買いで入っても、売りで入っても毎日手数料がかかるそうです。コストかかりそうですね。
FXはそもそも外国為替証拠金取引というのが正式名称であるように一定の証拠金でドルを買ったりユーロを買ったりします(証拠金さえあれば普通に持っていないドルやユーロを売りから入ることもできます。)レバレッジは個人の場合25倍までとなっています。
そして手数料はかかりませんがFXにはスワップ金利が毎日発生します。スワップ金利については後述しますが要するに2国間の金利差を日割りしたものを受け取れるか支払うことになります。
レバレッジと毎日のコストもFXのほうが有利なようです。
以上のような理由から私はFXを専門にすることにしたのです。