あなたはバニラオプションって言葉聞いたことありましたか?
金融派生(デリバティブ)商品であるオプション取引は金融商品から派生した商品ですから複雑な商品が多数あるようです。
その中で基本的でスタンダードな商品をバニラオプションと言います。
実際は、金融商品を学んだ上で金融派生商品を学ぶのが普通の流れです。
株には株のオプション取引が、為替には為替のオプション取引が、債券には債券のオプション取引があります。
今回、学ぶのは為替のバニラオプション取引になります。
理由はリスク回避の対策が一番取りやすいからです。
バニラオプションについては
基本からわかりやすく説明していきますので
今はなんとなくそんな商品があるんだなくらいで
大丈夫です。
ちなみにファイナンシャルプランナーの参考書には
言葉くらいしか載っていませんので
説明できる人はほとんどいないのではないでしょうか?
しかし、プロのディーラーや機関投資家は上手に使って
リスク回避していますので学ぶ価値ありです。
まず金融商品の基本的な流れから説明
株でも為替でも、まず買って買った金額より高い値段で
売るのが基本的な流れになります。
売値 ー 買値 = 利益ですね。
これは理解できると思います。
ところがこれが逆になると混乱する人が多いようです。
逆になるとはまず売りで入って下がったところで買い戻すという流れです。
「持ってないのになんで売れる?」
となるようです。
これは証券会社やFX会社から借りて売ると思ったらわかりやすいかもしれません。
借りたものは返さないといけないので安い値段で買い戻すという流れになります。
利益の公式はさっきと同様
売値 ー 買値 = 利益ですね。
どんなときに売りから入るかというと相場が下がっているときです。
これが金融商品の基本的な流れですが
なんとなくわかりましたか?