FXにおけるプロスペクト理論

  • 2021.01.24
  • FX
FXにおけるプロスペクト理論

プロスペクト理論とは不確実性下における意思決定モデルのひとつであり、

知らないでFX市場に参戦すると普通の人間であれば多くの人がプロスペクト理論の罠に陥ってしまう。

人間は目の前に利益があると利益が手に入らないというリスクを回避し、

損失を目の前にすると損失そのものを回避しようとする傾向が強いというのがプロスペクト理論である。

プロスペクト理論の元となった実験にこういうものがある。

  • 質問1:あなたの目の前に、以下の二つの選択肢が提示されたものとする。

1 選択肢A:100万円が無条件で手に入る。

2 選択肢B:コインを投げ、表が出たら200万円が手に入るが、裏が出たら何も手に入らない。

  • 質問2:あなたは200万円の負債を抱えているものとする。そのとき、同様に以下の二つの選択肢が提示されたものとする。

1 選択肢A:無条件で負債が100万円減額され、負債総額が100万円となる。

2 選択肢B:コインを投げ、表が出たら支払いが全額免除されるが、裏が出たら負債総額は変わらない。

このような質問がされた場合、期待値は同じにもかかわらず、

質問1では1を質問2では2を選ぶ人が圧倒的に多くなるという実験結果があるのだ。

この行動をFXに置き換えてみると

エントリーして利益が乗ったらすぐに利益を確定しようとするいわゆる「チキン利食い」や

エントリーして損失が想定外になっても戻ってくる事を期待するいわゆる

「塩漬けポジション」を繰り返してしまうということです。

投資で勝つ大前提は「損小利大」です。まったく逆の事をしていて勝てるはずはない。

特に短期で売買益を狙っていく投資に関しては、意識してメンタルをコントロールする必要がある。

このプロスペクト理論を回避する一番簡単な方法は、やはりポジションを持ったら、ここで利食い、ここで損切り、とあらかじめ指値、逆指値を入れておくことになる。

こうすることであらかじめ決めておいた値段になる前に決済してしまう、「チキン利食い」や「塩漬けポジション」が減ることと思う。

FX初心者はまず、注文を入れたらそのポジションに指値・逆指値を入れておくことをおすすめする。

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