資産の分散投資(アセットアロケーション)を考えるとき、サッカーの布陣はとても参考になる気がします。
サッカーの布陣は試合に勝つために、資産運用の布陣は人生に勝つためにやるものです。勝ち方の定義は人それぞれですが、自分の人生を勝利に導くためにどんな布陣で挑むのか考えるのは楽しいものだと思います。
さて、では数ある金融商品は、どのポジションになるのか考えてみなしょう。
まずはGK(ゴールキーパー)!
守備の要であるゴールキーパーは金融商品では「預金」が該当しそうですね。
がっちり守るものの得点には一切絡みませんね。
元本割れのリスクを恐れて「預金」以外考えられない方、意外と多いのではないかと思いますがゴールキーパーしかいないチームは勝てる気がしないのは私だけでしょうか??
次は、DF(ディフェンダー)!
ここに該当する金融商品は「国債」「保険」「投資信託」などが該当するかと思います。
GKよりはゴールに近いポジションながらなかなか得点には絡みませんね。
(国策である積立NISAやiDecoはこのポジションに該当します)
ちなみに一般的なFPが話すのはここまでだと思います。「利回り2〜5%を複利で運用して資産を増やしていきましょう」的な話をするのではないでしょうか?
次はSB(サイドバック)!
このポジションは普段は守備的なポジションですが得点チャンスがあればポジションをどんどん上げて得点に絡んでいきますね。(日本代表では長友さんのようなポジション)
該当する金融商品は「インデックスファンド」や当事務所でも教える「IPO株」が該当するかと思います。
(この辺からが攻めのFPとしては楽しく話が出来るところですね。)
次はMF(ミッドフィルダー)!
このポジションは金融商品で言うとミドルリスクミドルリターンの金融商品になるかと思いますが、サッカーでは層が厚いポジションですがミドルリスクミドルリターンの金融商品って意外と思いつきません。
「不動産投資」「ソーシャルレンディング」、当事務所で教える「バニラオプション」などが該当しそうです。
最後がFW(フォワード)!
いわゆる点取り屋です。
金融商品で言うと「株式」や「商品先物」、当事務所で教える「FX(為替)」などが該当します。
このように考えるとアセットアロケーションがわかりやすくなるかと思います。
例えば、「預金」だけでは増えないので「投資信託」でも始めてみようかと考えるのはアロケーションとしてはバランスが悪いこと。
「FX(為替)」だけではリスクとり過ぎてるから、半分「株式」に回そうと考えるのはアロケーションになっていないことこと。
がイメージ的にわかるのではないかと思います。
あなたの金融資産チームがちゃんと勝ちそうな布陣になっていますか?